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【詳細】ルノー、2016年モータースポーツ体制を発表

2016年02月04日(木)0:26 am

仏自動車メーカーのルノーは日本時間2月3日(水)、パリでモータースポーツ活動の2016年計画を発表した。

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それによると同社のモータースポーツは、ふたつの柱に分かれる。

■ルノー・スポールはふたつの柱に

ひとつは「ルノー・スポール・レーシング」。英エンストンと仏ヴィリ・シャティヨンを本拠地として、F1をはじめフォーミュラE、フォーミュラ・ルノー2.0、ラリーなどさまざまな活動を展開する。
社長はジェローム・ストール。これをマネージング・ディレクターのシリル・アビテブールが補佐。フレデリク・ヴァスールがレーシング・ディレクターとしてアビテブールの下につき、チーム運営と技術関係の全般を取り仕切る。

もうひとつはルノー・スポールのイメージを汲む市販車開発部門の「ルノー・スポール・カーズ」だ。

以上、全活動の核となるのが「ルノー・スポール・フォーミュラワン・チーム(Renault Sport Formula One Team)」である。2016年型マシン「R.S.16」はエンストン、パワーユニット「R.E.16」はヴィリで設計、製作、開発が行われている。
最高技術責任者にはボブ・ベルが就任。車体技術ディレクターはニック・チェスター、エンジン技術ディレクターはレミ・タフィンといった顔ぶれ。

■マグヌッセン、19歳フランス人のオコンも加入

正規ドライバーは、ケビン・マグヌッセンとジョリオン・パーマーの若手2人。これに控えドライバーのエステバン・オコンが脇を固める。

■インフィニティはERSを開発

昨年までレッドブルを支援したルノー日産連合のインフィニティは今年、F1パワーユニットの第二世代ERS(エネルギー回生システム)の技術開発に加わる。エンジンオイルや潤滑油は、引き続き仏トタルから提供を受ける。

旧ロータスを所有していたルクセンブルグの投資会社ジェニイ・キャピタルは、今後も小株主としてチームと関わっていく。

■ゴーンCEO、F1技術を市販車へ

ルノーCEO(最高経営責任者)カルロス・ゴーンは、次のようにコメントした。
「モータースポーツの魅力は、今でも愛好者と一般ドライバーを引きつけて止まない。そこで、このたびわれわれは、多岐にわたるモータースポーツ活動をひとつの形にした。中でもルノーの名を高める原動力となるべき存在がF1だ。特に新規参入市場はF1を通じてルノーを知らしめ、サーキットで得た技術は、市販車に生かして行きたい」

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