ウィリアムズは2日(火)、かつてマクラーレンで長期にわたってテストドライバーを務めていたイギリス人ドライバー、ゲイリー・パフェットと契約を結んだことを発表した。
メルセデス所属ドライバーとしてDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)で活躍しているパフェットだが、2006年からはメルセデスエンジンを搭載するマクラーレンのテストドライバーも務めていた。
マクラーレンがメルセデスと離別し、ホンダエンジンを搭載することになったため2014年シーズン限りでマクラーレンのテストドライバー契約も終了していたパフェットだが、このほどウィリアムズと「シミュレータードライバー」として契約を結んだことが明らかとなった。
10年ほど前にはF1に最も近い新人だと言われていたこともあるパフェットだが、結局F1のシートを獲得するチャンスに恵まれないまま、すでに34歳となっている。
パフェットの加入にあたり、ウィリアムズのチーム副代表を務めるクレア・ウィリアムズは次のように語った。
「ウィリアムズにゲイリーのような経験ある人物を迎えることができてうれしく思っています」