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F1優勝経験者マルドナードに「マノーは意味ない」FIA会長の息子ニコラ・トッド

2016年02月03日(水)16:56 pm

新生ルノーF1チームのシートを失うことが明らかとなったパストール・マルドナードだが、少なくとも2016年シーズンにF1でレースをするチャンスはなさそうだ。

スポンサーであるPDVSA(ベネズエラ国営石油会社)が苦境に立たされているとはいうものの、マルドナードはF1キャリアを継続させるために、現時点では唯一ドライバーラインアップを発表していないマノーのシート獲得に動くのではないかとのうわさもささやかれている。

■ルノーとの決別は友好的だった

だが、F1統括団体FIA(国際自動車連盟)の会長を務めるジャン・トッドの息子であり、マルドナードのマネジャーを務めるニコラ・トッドは、フランスの『L’Equipe(レキップ)』に次のように語った。

「契約の詳細を明らかにするつもりはないが、ルノーとは友好的に別れたよ。彼らは我々に対して公明正大だった」

そのトッドは、マルドナードがマノーのシート獲得に動くのではないかとのうわさも否定し、次のように語った。

■マノーという選択肢はない

「今シーズンはもはや現実的なチャンスはないよ。2017年に返り咲きを狙うことになる」

「マノーはまったく選択肢には入っていない」

そう語ったトッドは、次のように付け加えた。

「彼ら(マノー)を侮辱するつもりはないが、ウィリアムズとロータスで5シーズンを過ごしたパストールにとっては(マノー加入は)意味がないよ」

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