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2016年エンジン音は「大幅に増加」とメルセデスAMG

2016年01月23日(土)19:43 pm

新シーズンに向けて、F1はエンジン音のボリュームアップに成功したようだ。

2014年に新しいパワーユニットが導入されて以来、多くのファンやレース主催者からエンジン音への不満が寄せられてきた。

今季からは音を大きくするためにルールが変更され、ターボチャージャーへの排気流入量を調整するウェイストゲートに専用の排気パイプが備えられることになった。

メルセデスAMGが公開した動画の中で、技術部門のエグゼクティブディレクターであるパディ・ロウは、「ウェイストゲートによって、メインの排気パイプの音が小さくなっていたようなものだ」と説明している。

新ルールで、一部の排気がタービンを通らずに直接テールパイプから排出されるようになるため、エンジン音が大きくなると見られている。ロウは「うまくいくだろう」と語る。

ウィリアムズの最高技術責任者であるパット・シモンズも、2016年のエンジン音は25%アップするとしている。

ロウは、次のように話している。

「どのくらい大きくなるかは、そのうち分かる」

「だが、ラボでの計測では、大幅な増加が見られた」

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