ホンダ「世界一のエンジン」になるには?

勝ちたければウィリアムズ・ホンダだ!真剣に検討

2016年01月22日(金)17:01 pm

ウィリアムズが、ホンダエンジンに移行することを検討しているようだとのうわさがささやかれている。

そのうわさがささやかれるようになったきっかけは、ウィリアムズで1996年にF1チャンピオンとなった元F1ドライバーのデーモン・ヒルが最近、グローブに拠点を置く名門F1チームのウィリアムズが再び栄冠を取り戻すためには、メルセデスから顧客チームとしてエンジンを購入している状況から脱却することが必要だと主張したことだ。

■ウィリアムズにホンダを推薦するデーモン・ヒル

ヒルはそのとき、昨年ウィリアムズのチーム副代表であるクレア・ウィリアムズにある提案をしていたことを明らかにし、『Sky(スカイ)』に次のように語っていた。

「私は去年、クレアにちょっと示唆してみたんだ。問題は彼らがメルセデスAMGと同じエンジンを使っていることだとね」

「タイトルを確実に手に入れたいと望んでいるチームなら、戦略的にほかのエンジンに替えたほうがいいね。そして、唯一その対象となるエンジンとして考えられるのはホンダだよ」

もちろん、ヒルも2015年に23年ぶりにマクラーレンとタッグを組んでF1に復帰したホンダが悲惨なシーズンを送ってしまったことは分かっている。だが、ヒルはホンダが反撃に転じるだろうと考えている。

「私が間違っているかもしれないよ。だけど、もし彼ら(ホンダ)が本来の強さを示すことができれば、そして、ウィリアムズがフェラーリやメルセデスAMGの前に出るためには違うエンジンが必要だということになるだろう」

■ドイツのメディアはそのうわさは事実だと主張

だが、ウィリアムズとホンダを結びつけるうわさは単にこのヒルのコメントだけで大きくなったわけではない。

ドイツの『Auto Bild Motorsport(アウト・ビルト・モートアシュポルト)』は、新たにパワーユニットがF1に導入された2014年から2年連続でコンストラクターズランキング3位となったウィリアムズでは、実際にホンダエンジンへの切り替えを真剣に検討していると書いている。

マクラーレン・ホンダ同様、ウィリアムズ・ホンダも1986年と1987年に2年連続でコンストラクターズタイトルを獲得した歴史を持っている。

昨年、ホンダが2016年からレッドブルにエンジンを供給することを拒否したマクラーレン総帥のロン・デニスだが、『Auto Bild(アウト・ビルト)』は、デニスもウィリアムズへの供給に関してはもっと柔軟な姿勢を持っていると主張している。

■メルセデスに満足しているとウィリアムズ

だが、ウィリアムズのパフォーマンスエンジニアリング責任者であるロブ・スメドレイはこうしたうわさを否定し、次のように主張した。

「最初に言っておくべきことは、我々はメルセデスから供給を受けているパワーユニットそのものにも、付帯するサービスにも本当に満足しているということだ」

「結局のところ、我々は非常に満足できていると思うよ。彼ら(メルセデス)は非常にプロフェッショナルな会社だし、彼らは素晴らしいパワーユニットを供給してくれているよ」

そう語ったスメドレイは、2015年にはメルセデスのワークスチームであるメルセデスAMGに対して開発面で後手に回ったのは事実だと認めつつ、2016年には同等の戦いができるはずだと示唆したという。

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