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フェラーリ改革、スポーティングディレクターがドライバー育成アカデミー新責任者に

2016年01月21日(木)16:51 pm

フェラーリのスポーティングディレクターを務めるマッシモ・リボラが、今後F1チームの第一線を離れ、違う役割を担うことになるようだ。

常にチームに帯同することになっているリボラだが、昨年のF1スペインGP(第5戦)にその姿を見せないことがあった。このときには、チーム代表であるマウリツィオ・アリバベーネからなんらかの理由により停職処分が与えられたのではないかとのうわさがささやかれていた。

そのリボラがフェラーリF1チームから離脱し、ルカ・バルディセッリの後任として“アカデミー”と呼ばれるフェラーリのドライバー育成プロジェクト責任者に就任することになるのではないかとのうわさがここ数週にわたってささやかれていた。

2010年からアカデミーの責任者を務めていたバルディセッリだが、すでにフェラーリを離脱したと報じられている。どうやらバルディセッリは昨年11月にウィリアムズの育成プログラムドライバーとして契約したランス・ストロールとともにウィリアムズに移籍することになるようだ。

イタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』は20日(水)に、「ここ数日にわたってささやかれていたニュースが今日公式なものとなる」とし、リボラ本人によるファンに向けた公開書簡を掲載。リボラはその中で次のように語っている。

「これらのうわさに関し、皆さんに私の口から語ることが重要だと考えた」

「18年間をF1で過ごし、そのうち12年はピットウォールにいた。そして、ピットストップする時が来たのだ」

現在44歳のリボラは1998年にミナルディでF1でのキャリアをスタートさせている。そして同チームがトロロッソと名前を変えた2006年にはチームマネジャーに昇格。そして2009年にフェラーリに移籍し、現職についていた。

リボラは、次のように続けている。

「フェラーリと相談した結果、自分にとっての素晴らしい挑戦になると考え、ドライバーアカデミーの再編成を引き受けることにした」

フェラーリではまだこの件について正式発表は行っていないものの、『Speedweek(スピードウィーク)』によれば、2月にはその再編成の詳細が明らかにされるだろうという。

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