マノーが、2015年に正式な登録名称として使用していたマノー・マルシャというチーム名からマルシャがはずされることになった。
すでにかつてチームオーナーとなっていたロシアの自動車会社マルシャとは決別していたマノーだが、複雑なF1レギュレーションのため、2015年も正式なシャシー名称はマルシャとして登録されていた。
マノーでは、チーム創設者兼代表であったジョン・ブースや、その片腕としてチーム運営に携わっていたグレアム・ロウドンが2015年シーズン限りで離脱するなどチーム体制がさらに変わっている。
そして、19日(火)にジュネーブで行われたF1委員会において、マノーのF1登録名称の変更が承認された。
マノーはすでにチームロゴも新しいものに変更。そして、公式ツイッターアカウントに「マノー・レーシングとなったことを発表できることをよろこんでいる」とのメッセージを掲載し、2016年2月22日に「完全公開」されるとしている。
もちろん、その2月22日(月)は、今年最初の公式シーズン前テストの開始日だ。つまり、マノーの2016年型車が発表されるのは、22日になるとみてまず間違いないだろう。
先週には、今年からメルセデスエンジンを搭載することになるマノーの2016年型車が統括団体であるFIA(国際自動車連盟)によって義務付けられているクラッシュテストに合格したことが発表されていた。
「我々のクルマは完全に承認を得ることができた」
そうツイッターに書き込んだマノーは、次のように付け加えている。
「次はバルセロナでの1回目のテストだ」