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新生ルノーF1のカラーリングは?

2016年01月19日(火)17:02 pm

ロータスを買収し、今年からフルワークス体制でF1に復帰するルノーだが、そのF1カーにはかつてのように黄色をベースとしたカラーリングが施されることになるようだと報じられている。

イギリスのF1専門誌である『F1 Racing(F1レーシング)』が、リークされた写真だとして掲載した2016年型ルノーF1カーは、2010年にロバート・クビサとビタリー・ペトロフが乗っていたものとよく似た黄色をメインカラーとし、そこに黒があしらわれたものとなっている。

そして、そのF1カーには、シート喪失がうわさされているパストール・マルドナードのレースナンバーである13が施され、彼のスポンサーであるPDVSA(ベネズエラ国営石油会社)のロゴも描かれている。

その記事には同チームでトラックサイドオペレーションズディレクターを務めるアラン・パーメインの「2016年が困難な年になることは分かっている。移行期と言っても構わないがね」とのコメントが紹介されるとともに、F1カーの写真の脇には次のようなパーメインのコメントが目立つように書き添えられている。

「2016年型車は、最初はメルセデスエンジン用に設計されていたものだ。そして、今ではそれにルノーエンジンが収まっていることは秘密でも何でもないからね」

さらに、その記事は、ルノーは年間3億ユーロ(約384億円)という予算で最終的には表彰台の真ん中に返り咲こうという大胆な計画を立てているとも書いている。

現在、メルセデスAMG、レッドブル、マクラーレン、フェラーリといったトップチームは日本円にして年間600億円以上の予算をF1に投じていると考えられている。フランスの世界的自動車メーカーであるルノーのF1年間予算が400億円未満だとすれば、確かにかなり大胆不敵、あるいは無謀な計画だと言われても仕方がないところかもしれない。

ドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』誌が18日(月)に報じたところによれば、ルノーでは2月3日(水)に、チームの新体制なども含め、2016年シーズンに向けての詳細を明らかにすることになっているという。

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