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ピレリ、2017年仕様タイヤのテストにはF1チャンピオンレベルのドライバーを希望

2016年01月18日(月)16:51 pm

F1公式タイヤサプライヤーであるピレリが、今年行われることになる2017年仕様タイヤのテストには最高レベルのドライバーたちが参加して欲しいと語った。

2016年には、第5戦スペインGP(5月15日決勝)と、第10戦イギリスGP(7月10日決勝)の後にシーズン内テストが行われることが決まっている。だが、ピレリでは2017年に大きく変わるルールに対応するタイヤの開発を行うために、これ以外にもタイヤ開発に特化したテストを行うことを望んでいる。

一方、今月の25日(月)と26日(火)にはピレリによるウエットタイヤのテストが予定されており、フェラーリ、レッドブル、そしてマクラーレンの3チームが参加することになっている。だが、フェラーリとマクラーレンは、このテストにはレースドライバーではなく、テストドライバーを参加させることになると考えられている。

だが、ピレリのモータースポーツ責任者であるポール・ヘンベリーは、2017年用タイヤのテストに関しては、トップチームに関してもそれぞれのナンバー1ドライバーをぜひ参加させて欲しいと考えている。

ヘンベリーは、イタリアの『La Gazzetta dello Sport(ガゼッタ・デロ・スポルト)』に次のように語った。

「我々は大きな挑戦に向き合うことになるし、新しい製品のテストには最高のチームとドライバーに参加して欲しい」

「2、3のトップチームと、彼らのトップドライバーたちで行うことが必要なんだ。そうすればレベルも高くなる。彼らはF1チャンピオンだからね。最速のクルマで、可能な限り素晴らしいコンディションでテストを行いたいと思っている」

ヘンベリーは、その2017年仕様タイヤ開発のためのテストは、6月もしくは7月に実施したいと考えているようだ。

一方、ライバルであるミシュランとの入札競争に勝ち、F1最高責任者であるバーニー・エクレストンとは合意に至っているものの、まだF1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)とは2017年以降の契約を結ぶことはできていないと認め、次のように語った。

「何も問題はないと思っているよ。すでにエクレストンとはサインしているし、ほかもそのうち契約することになるよ」

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