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ローマ教皇もミハエル・シューマッハの回復を祈る

2016年01月15日(金)17:16 pm

FIA(国際自動車連盟)会長のジャン・トッドが、ローマ教皇のフランシスコが、2013年末のスキー事故で脳に受けた怪我のリハビリをスイスの自宅で続けているミハエル・シューマッハのために、祈ると約束してくれたと語った。

F1キャリアを通じて7度チャンピオンに輝いたシューマッハだが、そのうち5回はフェラーリ時代に達成している。その時期、チーム代表としてシューマッハとともにフェラーリの黄金時代を築いたのがトッドだった。

そのトッドは今週、カトリック教会における最高権威であるローマ教皇に謁見(えっけん)。その目的は交通安全問題に関する話し合いを行うためだったという。だが、積極的な会話が続けられる中、話題はシューマッハのことにも及んだという。

トッドは、『Vatican Radio(バチカン・ラジオ)』に次のように語った。

「私は常にミハエルのことを考えている。それは誰もが知っていることだ。彼は私の家族の一員だからね」

「私は彼(フランシスコ教皇)に、シューマッハのために祈ってもらえないかとお願いしたんだ。彼は喜んで私の頼みを受け入れてくれたよ」

「フランシスコはシューマッハのことを知っていたし、彼の事故のことも耳にしていたんだ」

トッドは、ローマ教皇との会合を終えたあと、このことをシューマッハの妻コリーナに電話で知らせたという。

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