フィンランドの『Iltalehti(イルタレティ)』紙が、F1ドライバーのバルテリ・ボッタス(ウィリアムズ)が地元で行われたマラソン大会に偽名で出走していたと14日(木)に報じた。
その記事によれば、「バルト・ピッカライネン」という名前で登録された選手が、10kmマラソンを38分54秒という記録でゴールしたという。それがボッタスだったというわけだ。
ボッタスは、偽名で出走したことについて次のように説明している。
「そうすれば記者が誰も来ないと思ったからさ。実際誰もいなかったよ!」
ボッタスは、ランニングはいいトレーニングであると同時に、それを楽しんでもいるのだと次のように続けた。
「僕はスポーツが好きだけど、走るのが特に好きなんだ。トレイルランニング(野山を走ること)も少しやったことがあるし、トライアスロンにも何度か出たよ」
ちなみに、ボッタスが偽名に使ったピッカライネンという名前は、恋人の水泳選手エミリア・ピッカライネンの名字を借用したものだ。