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ダイムラー会長、フェラーリに期待も「我がドライバーは完ぺき」

2016年01月13日(水)16:54 pm

メルセデスを傘下に置くダイムラーのディーター・ツェッチェ会長が、現在のメルセデスAMGのドライバーラインアップには完全に満足していると語った。

最近の2年間は、メルセデスAMGのルイス・ハミルトンとニコ・ロズベルグによるチームメート同士でのF1タイトル争いが繰り広げられる状況となっている。

結局、2年連続でハミルトンがロズベルグを破った形になっているが、メルセデスAMGの実質的なチーム代表であるトト・ヴォルフ(ビジネス担当エグゼクティブディレクター)は、2人のライバル意識がチームの利益に悪影響を及ぼす可能性があれば、ドライバーの変更も考えざるを得ないだろうと警鐘を鳴らしていた。

だが、ツェッチェは、イギリスの『Auto Express(オート・エクスプレス)』に対し、ハミルトンとロズベルグは実際のところ「完ぺきな組み合わせだ」と主張している。

ツェッチェはさらに、ハミルトンのレース以外での派手なライフスタイルに関しても問題だとは思っていないと次のように語った。

「ルイスがレースに勝っている限り、それ以外の生き方については彼が自由に決められる。我々のブランド価値を損ねることさえなければね」

「同時に、我々のところには家族や子供もいて、非常に違うライフスタイルを送っている速いドライバーもいる。彼らはそれぞれがブックエンドのかたわれのようなものだし、我々には彼らがいてくれて本当にすごく幸運だったと思っているよ」

そう述べたツェッチェは、F1をさらに魅力的なものにするためにも、2016年シーズンにはフェラーリがさらに自分たちとの差を縮めてくることを期待していると次のように付け加えた。

「我々は勝利したいと思うし、最終戦において2ポイント差で決まるようなことになれば好ましいだろうね。だが、差を縮めるのは我々に課せられた義務ではない。それはライバルたちがやるべき仕事だよ」

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