F1を改善するためには、優先的に手を付けるべき事項が2つある。
そう主張しているのは、かつて1998年と1999年にマクラーレンで2度F1チャンピオンとなった元F1ドライバーのミカ・ハッキネンだ。
ドイツの『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』から、F1ファンの減少傾向に歯止めをかけるためには、どういう対策が必要だと思うかと質問されたハッキネンは、次のように答えた。
■今のF1は複雑過ぎる
「技術的な部分があまりにも複雑になり過ぎているんだ。人々はもっと単純なほうが好きだよ。自分たちの生活がすでに十分複雑だからね」
F1キャリア通算20勝の記録を持つ47歳のハッキネンは、もう1点重要なことがあると次のように続けた。
■ソーシャルメディアの積極利用が必要
「F1もファンと接触するためにソーシャルメディアを使うべきだよ」
「ファンはどうなったのかということだけを知りたいのではなく、その場に自分がいたように感じられることを望んでいるんだ」