NEXT...F1開催スケジュール

ハッキネン「ロズベルグにもF1タイトル獲得のチャンスはある」

2016年01月11日(月)14:43 pm

2度F1チャンピオンに輝いた元F1ドライバーのミカ・ハッキネンが、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグにはまだF1タイトル獲得のチャンスがあると主張している。

2014年に新たなレギュレーションが導入されて以来、圧倒的な強さを発揮してきたメルセデスAMGだが、タイトル争いに関しては2年連続でルイス・ハミルトンがチームメート同士の戦いを制している。そして、ハミルトンがいる限り、ロズベルグにタイトル獲得のチャンスはないだろうと考えている者も少なくない。

だが、1998年と1999年にマクラーレンで2年連続F1タイトルを獲得したハッキネンはドイツの『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』に次のように語った。

「ドライバーにとっては厳しいゲームだよ。チャンピオンになれるのは1人だけだからね。そして、これまではルイスだけが勝ってきた」

「だけど、これでゲームが終わったわけじゃない。ニコのような立場にいる者にとって一番重要なのは決してあきらめずに、自分が2番手なのだという事実と向き合うことなんだ」

「戦わなくてはならないんだ。最終的にはどちらか1人しか勝利を手にすることができないにしてもね」

ハッキネンは、ロズベルグにとって前向きなことがあるとすれば、それは2015年シーズン終盤に3戦連続でポール・トゥ・ウィンを達成できたということだと考えている。ハッキネンは、それによってハミルトンの致命的な弱点を引き出す可能性もあるだろうと次のように付け加えた。

「ルイスは最後のほうではくつろぐこともできていた。だが、誰かが連勝し始めたことにより、翌シーズンに向けて心理的影響が生まれるからね」

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック