毎年、早秋にモンツァ・サーキットで開かれる伝統のF1イタリアGP。もうすぐ、その将来が約束されそうである。契約書の調印を「間近」に控えているのだ。
8日(金)遅く、イタリア自動車クラブ(Aci)のアンジェロ・スティッキ・ダミアーニ会長が言明したもの
アウトドローモとも呼ばれる名サーキットでのイタリアGPは長いこと将来が危ぶまれていたが、最近になって法律が改正され、バーニー・エクレストンに支払うべき開催費の大半を彼らが負担できるようになった。
「しばらく苦難の時にあったアウトドローモ・ディ・モンツァは、ようやく危機的状況を脱した」と8日(金)、イタリアのメディアに話すスティッキ・ダミアーニ。
「今、エクレストンとの契約までもう少しのところに来ている。それさえ済ませてしまえば、イタリアGPは向こう7年間、安泰だ」
「Aciは多大な犠牲を払ったものの、われらが戦いに勝利する」と語るスティッキ・ダミアーニだった。