ニキ・ラウダが航空業界に復帰だ。8日(金)、オーストリアの報道で明らかになったものである。
オーストリア『Die Presse(ディー・プレッセ)』紙は同日、ラウダが首都ウィーンに本社を置くアミーラ航空をクリスマス前に買い取ったと伝えた。伝説的な元F1ドライバーにして解説者、メルセデスAMG社外取締役でもあるラウダにとってこれが4度目の航空業界参入とのことだ。
「(社主の)ロニー・ペジックに聞かれたよ、興味はあるかってね。そこで私は探りを入れてみたんだ」と66歳のラウダ。
報道によるとアミーラ航空は、VIP相手のチャーター便会社で、12機の飛行機を所有。社員は70名だ。
「会社を育てていきたい」とラウダは言う。かつて彼の会社は『ラウダエア』や『ニキ』と名乗っていた。名称変更の可能性について問われたラウダは、こう答えた。「まだ考え中だ」
さらに複数の報道によるとラウダは、時に自ら操縦かんを握るつもりらしい。