カルロス・サインツ(トロロッソ)が、2016年にはチーム首脳陣が自分とチームメートのマックス・フェルスタッペンをもっと自由に戦わせてくれることを期待していると語った。
2015年にサインツとフェルスタッペンという2人の新人ドライバーをデビューさせたトロロッソだが、そのどちらに対しても、レース中にチームメートを先に行かせるようにという無線による指示が出されることがあった。
このことに関し、サインツはドイツの『Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)』に次のように語った。
「片方が接近してきた場合、『彼に追い抜かせろ』というメッセージを聞くことになるのは普通のことだったよ」
だが、あるレースでは、サインツを前に出すように指示を受けたフェルスタッペンが「いやだ!」と叫ぶという印象的な出来事も起こっていた。
サインツは次のように付け加えた。
「もしお互いにもっと戦うことができれば楽しいだろうと思うんだ。僕らはお互いに敬意を払っているし、僕たちのペースはすごく似たような感じだから、きっとワクワクするような見せ場が作れると思うよ」