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レッドブル、新ロゴを発表。タイトルスポンサーは不在か

2016年01月05日(火)19:44 pm

レッドブルは、2016年のF1シーズンをタイトルスポンサーなしで戦うことになるようだ。

■レッドブルの新ロゴにタイトルスポンサー名なし

昨年12月、2016年にはルノーから供給されたパワーユニットに「タグ・ホイヤー」の名称を付けることを明らかにしたレッドブルだが、同時にこれまでタイトルスポンサーを務めていたインフィニティと決別したことも認めていた。

インフィティは、現在はルノーの傘下企業となっている日産の高級車ブランドだ。

レッドブルのチーム代表を務めるクリスチャン・ホーナーは、最近次のように語っていた。

「彼らは2013年にチームのタイトルスポンサーとなったが、あのときはF1のほかのどのメーカーよりも非常に目立つ存在となっていた」

「彼らの今後の計画がうまく進むように祈っているよ」

そのレッドブルが4日(月)に2016年シーズンに向けた新しいロゴマークを発表した。そこからは当然インフィニティのロゴは消えていたが、新たなスポンサーロゴも加えられてはいない。どうやら、レッドブルではまだインフィニティに代わる新たなタイトルスポンサーを獲得できてはいないようだ。

■レッドブルは軽視できないとロズベルグ

ホーナーは、レッドブルにとって2016年シーズンは、F1のエンジンおよびシャシーのルールが大きく変更される2017年に備えるための移行期間として位置付けていると語っていた。

このホーナーの発言は、2016年にトップ争いに加わることは最初からあきらめているようにも聞こえる。

だが、現時点で最強を誇るメルセデスAMGのニコ・ロズベルグは、かつて4年連続でF1タイトルを獲得した実績を持つレッドブルをあなどるわけにはいかないと『motorsport-magazin.com』に次のように語った。

「常にレッドブルのことは頭に入れておかないとならないよ。彼らはすごく強いチームだからね。以前は彼らが圧倒的に強かったし、無敵状態だった」

「彼らがいつ復活してもおかしくないよ。だから彼らから目を離すわけにはいかないね」とロズベルグは付け加えた。

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