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ジェンソン・バトン「年間21レースは厳しい」

2015年12月18日(金)8:00 am

2016年には過去最高の年間21レースが開催されることになっている。

【2016】F1カレンダーは21戦

現時点では第18戦として予定されているF1アメリカGPがまだ暫定扱いとはなっているものの、少なくともF1チームやドライバーたちにとっては年間21レースをどう戦うかということが2016年に向けての課題のひとつとなるのは確かだ。

すでに、メルセデスAMGやフェラーリも年間21レースを行うのは現状ではかなり無理を強いられることになるとの見解を表明しているが、2009年のF1チャンピオンであり、現役最多出走数を誇るベテランドライバーのジェンソン・バトン(マクラーレン・ホンダ)もこれまでに経験のない21レースが開催されることに関しては不安を隠せないようだ。

「メカニックやエンジニアたちにとっても今のような関係を保つのは難しいと思う」

『Daily Express(デイリー・エクスプレス)』にそう語ったバトンは、次のように付け加えた。

「21レースもやるのはすごく厳しいし、メカニックやエンジニアにとっては楽ではないはずだよ」

メルセデスAMGのビジネス担当エグゼクティブディレクターであるトト・ヴォルフは、年間21レースに対応するためにはスタッフの配置を二層構造にするといったことを検討せざるを得ないだろうとコメントしていた。

バトンは、そういう状態になれば、メカニックやエンジニアたちにとってF1が働く場として魅力的なものではなくなり始めるのではないかと危惧(きぐ)している。

「厳しいよ。1年が終わるとまた新しい人たちを迎えることになる。それはあまりうれしいことではないよ。何年にもわたって一緒に働き、よく知っている人たちといい雰囲気を保ち続けることができるほうがいいからね」とバトンは主張した。

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