2015年に2年連続で自身3度目のF1王座を手にしたルイス・ハミルトンが、今のF1はあまりにメルセデスAMGが強すぎて「退屈」だと語ったF1最高責任者バーニー・エクレストンに対して反論を行った。
エクレストンは最近、メルセデスAMGが強すぎることがF1人気の低迷につながっているとし、至急ルールを変更することが必要だと主張している。
だが、ハミルトンは中国の『Xinhua(新華社通信)』に対し、次のように語った。
「なぜ彼が退屈しなくてはならないんだい?」
「僕は全然退屈なんかしていないよ。結局のところ、彼は何か言わなくてはならないのだろうけど、もし彼が今退屈だと言うのなら、これまでも何年にもわたって退屈だったはずだよ」
「フェラーリがトップにいたときも、ルノーがリードしていたときも、マクラーレンが一番上にいたときも、彼は退屈だったはずだ」
そう語ったハミルトンは、次のように付け加えた。
「僕は、退屈なんてとんでもないと思っている。そして、そういう発言をすること自体F1にとっていいことじゃないよ」