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ハース「アメリカにはほかにもサーキットがある」

2015年12月15日(火)19:56 pm

2016年からF1参戦を開始するハースF1のチームオーナーが、今後もアメリカでのF1レースは続けられるだろうと語った。

2012年から2015年まで4年にわたってF1アメリカGPを開催してきたテキサス州オースティンのCOTA(サーキット・オブ・ジ・アメリカズ)だが、テキサス州がレース開催に向けた補助金を減額することを決定したことにより、今後の開催が危ぶまれる状況となっている。

事実、F1統括団体であるFIA(国際自動車連盟)が発表した2016年F1カレンダーにおいて、唯一アメリカGPのみが暫定扱いとなっており、来年アメリカでF1レースが開催できるのかどうか予断を許さない状況だ。

しかし、ハースF1チームのオーナーであるジーン・ハースは、現時点においてはオースティンがF1開催には「完ぺき」なサーキットであるとはしつつ、「ほかにもレースを開催できるサーキットはたくさんある」と主張し、次のように続けた。

「もし、残念ながらCOTAが開催できなかったとしても、ほかの(候補)サーキットが現れるだろうと思う」

「我々はアメリカでレースが行われることを望んでいるし、バーニー(エクレストン/F1最高責任者)もアメリカでのレースがどれほど重要なものかは分かっていると思うよ」

F1アメリカGPは、1959年にセブリングで初開催されて以来、ワトキンスグレン、ロングビーチ、デトロイトなどで開催され続けてきた。1992年から1999年までは開催されなかったものの、2000年から2007年まではインディアナポリスで開催。そしてまた4年間のブランクを経て2012年にオースティンでのアメリカGPが復活していた。

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