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F1ロシアGP主催者、2016年の開催危機を否定

2015年12月08日(火)16:55 pm

F1ロシアGPは今後も安泰だとレース主催者のセルゲイ・ボロビョフが主張した。

「ソチでのF1は今後何年にもわたって開催されるし、それが確実であることは分かっている」と『Tass(タス通信)』に語ったボロビョフ。

ボロビョフがこうしたコメントを行うに至ったのは、ソチが位置するクラスノダール地方の副知事イゴール・ガラスがビジネスニュースの通信社である『RBC』に対し、「我々は次のF1のコストを負担することはない」と語ったことによるものだ。

つまり、地域行政からの支援が受けられなくなれば、ソチは新たなスポンサーを獲得しなくてはならなくなる。さもなければ、F1レースの開催が危ぶまれてしまうことになる。

だが、ボロビョフは次のように続けた。

「何も問題はない」

「確かに、さまざまな意見があり、さまざまな決定が下されている。そして、オーナーシップ体制やプロジェクト管理を最適化するための一貫した取り組みが続けられている。だが、これに関してはソチで行われるグランプリの観客には直接的な関係はない」

2014年に初開催されたロシアGPは、2015年まで10月に開催されていた。しかし2016年のレースは時期が早められ、第4戦として5月1日に決勝が行われることになっている。

そして、そのチケットはすでに今月4日(金)に発売が開始されている。

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