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F1オーナーが2016年シーズン開幕前に変わる可能性も

2015年12月05日(土)20:02 pm

F1最高責任者のバーニー・エクレストンは、F1の売却が数か月のうちに行われる可能性があると語った。

現在、F1のオーナーは投資会社のCVCキャピタルパートナーズだが、エクレストンは10月に、CVCが近いうちにF1を売却する可能性があると語っていた。

今回エクレストンは、ドイツの経済紙『Handelsblatt(ハンデルスブラット)』に対し、所有権の移行が2016年のシーズン前に行われる可能性もあると語った。

「彼ら(CVC)は数か月のうちに心を決めるだろう。3月に2016年の選手権が開幕するまでには、売却するか否かの決断が下っていることを願うよ」

新たなオーナーの候補としては、マイアミ・ドルフィンズ(NFLチーム)のオーナーであるスティーブン・ロスや、カタールのスポーツ投資部門のほか、ケーブルテレビ会社のスカイとリバティ、ウィリアムズのテストドライバーとなったランス・ストロールの父親で富豪のローレンス・ストロールなどの名前が報道されている。

また、レッドブル総帥ディートリッヒ・マテシッツや、CVC会長ドナルド・マッケンジーのほか、エクレストン自身がF1を買い戻すという声もある。

しかし、F1の資産価値は80億ドル(約1兆円)とも言われており、エクレストンは「買える人間はおそらく4人だけだろう。それだけの金は彼らにしかない」と話す。

CEOとしての地位を保つことはできるかと聞かれると、「それはオーナーにしか決められないことだ」とエクレストンは答えている。

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