メルセデスAMGのルイス・ハミルトンが、チームメートのニコ・ロズベルグとは激しく戦いながらも、一緒に共同作業もしているのだと主張した。
2年連続で自身3度目となるF1王座を手に入れたハミルトン。だが、チームメートであるロズベルグとの確執もだんだん強くなってきているようだと伝えられている。
子どものころから一緒にカートレースを行い、かつては仲のよい友人同士だった2人だが、最近はすっかりその関係が変化してしまったようだ。
だが、ハミルトンは『The Sun(サン)』に対し、自分とロズベルグの間に「激しい戦い」があるのは普通のことだと次のように語った。
「セリーナ・ウィリアムズ(プロテニスプレーヤー)を見てごらんよ。彼女がタイトルをかけて戦っているとき、その相手と親友になどなれないはずだよ。相手が誰であろうとね」
「だけど、F1ではチームメートという関係があるし、まずはチームタイトルを取ることが最優先になる。だから僕たちも共同作業をしているよ」
「ニコがレースに勝つときには、僕は彼を支援することが必要だ。その逆の場合も同じだよ。クルマを懸命に走らせ、チームを前進させるということを僕たちは一緒にやっているわけだし、そのことがチームのみんなを元気づけ、やる気を高めることにつながって欲しいと思っている」
そう語ったハミルトンは、「それが僕たちの目標なんだ」と付け加えた。