トロロッソ「ルーキーイヤー最後のレースを楽しみたい」／F1アブダビGPプレビュー
トロロッソのカルロス・サインツとマックス・フェルスタッペンが、ヤス・マリーナ・サーキットで行われるF1第19戦アブダビGP（29日決勝）に向けて意気込みを語った。
■カルロス・サインツ「今季の目標は達成できた」
「僕のF1初シーズンがもう終わってしまうなんて信じられないよ。昨年のことがまだ昨日のことのように思い出される。僕のキャリアの中でもすごく特別な瞬間を迎えることになったからね。インフィニティ・レッドブル・レーシングの友人たちとアブダビでテストを行った後で、僕がスクーデリア・トロロッソのドライバーとなることが確定したんだ。またそのアブダビに戻って、今度はレースができるのがうれしいよ」
「今季もすごくいい思い出がいくつかできた。オーストラリアでの最初のレースでF1での初ポイントを獲得できたし、バルセロナ（スペイン）では母国のファンの前で予選5番手になった。モナコではピットからスタートしてポイントがとれたしね」
「もちろん、不運なこともあったよ。だけど、それを乗り越えることができたし、最近も、オースティン（アメリカ）みたいないいレースをすることができた。今年はものすごくたくさんのことを学んだし、ドライバーとしての腕も上がったと自信を持って言える。そしてこの経験を通じてさらに成長していけるはずだよ。今年は、経験を積むためのシーズンだったし、それは達成できたよ」
■マックス・フェルスタッペン「コンストラクター6位を狙う」
「今シーズンもこれで終わりだなんて残念だ。後いくつかレースを続けられるといいんだけどね。少なくとも、僕は自宅にシミュレーターがあるから、またシーズンがスタートするまでそれでレースをするよ」
「自分のF1初年度にはすごく満足している。順調に学ぶことができた。いくつか本当にいい結果も残したし、ハンガリーとオースティン（アメリカ）では2度4位になり、もう少しで表彰台というところまでいった。コース上でもすごく楽しめたし、今週もまた楽しめることを期待しているよ」
「ヤス・マリーナ・サーキットには長いストレートがあるけれど、コーナーもたくさんあるからいいね。港がすごく近くて雰囲気も格別だ。それに日中にスタートして、夜にゴールするというのも面白くなりそうだ。学校での最後の日としては完ぺきなおぜん立てだね。今シーズンを6位（コンストラクターズランキング）で終えることができれば素晴らしいだろうし、それを狙っていくよ。みんなが一丸となって全力をつぎ込んでいくよ。それは間違いない」
