モータースポーツ各カテゴリーのトップ選手が腕を競いあう「レース・オブ・チャンピオンズ」(以下、ROC)で優勝したセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)が、ミハエル・シューマッハへの思いを語った。
ベッテルは今年のROCで初めて優勝したが、国別対抗戦(ネイションズカップ)では2007~2012年までシューマッハと組んでドイツ代表を務め、6連覇を果たしていた。
シューマッハは2013年末にスキー事故で頭に大ケガを負って以来、リハビリを続けている。
「今、ここに彼がいられないことが残念だ。僕たち全員にとってつらいことだよ」とベッテルは『SID通信』に語っている。
「彼が戦い続けていることも、具合が良くないことも僕たちは知っている。だからみんなで彼のことを祈っている」
「誰にとっても辛い話題だけれど、ここにいるほぼ全員が彼のことを個人的によく知っているからね」
「彼は大事な友人だ。その友人が今ここにいないことをみんなが寂しがっている」