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レッドブル「いい思い出のあるサーキット」/F1アブダビGPプレビュー

2015年11月23日(月)16:50 pm

レッドブルのダニエル・リカルドとダニール・クビアトが、ヤス・マリーナ・サーキットで行われるF1第19戦アブダビGP(29日決勝)に向けて意気込みを語った。

■F1最終戦アブダビGP日程
【画像】F1アブダビGPの美女たち

■ダニエル・リカルド「昨年ここで最高のレースができた」
「自分にとって2014年のベストレースはアブダビだったと思っている。優勝はできなかったけれど、予選も決勝もうまくやれたし、すべてをうまくやることができた。ペースも一貫性もすべてが素晴らしかった。そして、最後列からのスタート(チームが予選失格となったため)で4位になれた。だから、純粋なパフォーマンスという観点から見れば、あれが僕の最高のレースだったよ」

「僕は、特に最終セクターが好きなんだ。あそこのコーナーのおかげでワクワクするようなサーキットになっている。曲がりくねっているし、壁ギリギリで走らなくてはならないからね。それに、タイヤの性能低下に対応しなくてはならない。1周の最初のほうではすごく速いんだけど、第3セクターにたどりつくころには本当にラバーをうまくもたせないとならないんだ。そこが難しいところだよ」

「太陽が出ているうちにスタートして、暗くなってからレースが終わるというのはすごくいいと思う。実際、週末を通じて雰囲気はかなりすごいと思うよ。オーストラリア人もたくさん来てくれるし、ヨーロッパからの観客も多い。だから本当に多国籍だなと思える光景に出くわすよ。マリーナでは船上パーティーもたくさん催されるし、かなり楽しいんだ。アブダビは大好きさ」

「レースが終わったら、多分そのまま少し滞在して砂漠をバイクで走ろうと思う。バーレーンでもやったんだけど、すごく楽しかったからね。UAE(アラブ首長国連邦)を本当に楽しもうと思っている。暑いのも大好きだし、アウトドア活動すべてが好きなんだ。ダートバイクやバギーをするにはいいところだよ。ルールなんてないに等しいし、好きなところを走ることができるんだ。それを楽しみたいと思っている」

■ダニール・クビアト「GP3タイトル獲得の思い出の地」
「僕はほとんどのサーキットを楽しんでいるし、いろんな意味で、すべてのサーキットといい付き合いができているよ。でも、ヤス・マリーナはその中でも特にいい思い出がある場所だ。僕はGP3のタイトルをここで決めたからね」

「昨年はいい予選ができたし、(レッドブルの失格により)スタートは5番手からだったと思う。だけど、レースはいい結果には終わらなかったよ。エンジントラブルでリタイアせざるを得なかったんだ。それでも、楽しかったよ。運転していて楽しいサーキットだ。広いランオフエリアがある近代的なサーキットではあるけれどね。すごく腕が試されるし、頭を使う必要だってあるんだ。そうすればうまく周回をすることもできる。だけど、見た目ほど簡単なサーキットではないよ」

「2013年にGP3で勝利したときのことについては、2つのことが頭に浮かぶよ。ひとつは優勝してうれしかったこと。もうひとつは、僕はそれ以来優勝がないってことかな。もうかなり昔の話のような気がするくらいさ。それを本当に変えたいと思っている。ああいう感触をまた味わいたくて仕方ないよ」

「今シーズンもこのレースが最後だし、実際のところちょっとさびしい気分で迎える週末になる。ドライバーにとってはあまりうれしいことではないよ。長いシーズンが続いていたから精神的に疲れているのは確かさ。だけど、これでレースが終わりっていうところにくると、なんだか心に穴が開いたような感じになるんだ。レースができないのはさびしいものさ。少なくとも、僕はそうだね。でも、冬の間にも何か楽しみを見つけるようにするよ」

■F1最終戦アブダビGP日程

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