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ウェバーが悲願の世界タイトル獲得/WECバーレーン6時間

2015年11月22日(日)20:53 pm

11月21日(土)、2015年FIA世界耐久選手権(WEC)最終戦・バーレーン6時間レースが行われ、LMP1-Hクラスで元F1ドライバーのマーク・ウェバーらがドライバーズチャンピオンに輝いた。

39歳のウェバーはこれが初めての世界タイトル。2013年末でF1を引退し、ポルシェでWECに挑戦を初めて2年目のシーズンだった。ポルシェは、第7戦で4連勝を達成して、2015年マニュファクチャラーズチャンピオンを決めていた。

ポルシェ919ハイブリッド17号車(T.ベルンハルト、M.ウェバー、B.ハートレイ)は、レース序盤にエンジンのアクチュエーターにトラブルを抱え、大きく出遅れた。その後5番手まで追い上げたが、終盤に再びアクチュエーターに問題が出たため緊急ピットイン。しかし、順位を失うことなく復帰し、5位フィニッシュでドライバーズタイトルを獲得した。

ウェバーはレース後に次のように語っている。

「こんなプレッシャーの中でチャンピオンを勝ち取ることができたなんて、すごいことだ。ティモやブレンドンと一緒にポルシェでチャンピオンになれたことを本当に誇りに思う。これは1986年にデレック・ベルが成し遂げて以来のことだ。チームにとってとてつもなく大きな日になったよ!」

元F1ドライバーで今季を最後に引退を表明していたアレキサンダー・ブルツのトヨタTS040 HYBRID #2号車は、3位フィニッシュを果たした。

■決勝レース
順位 LMP1-Hクラス[ベストラップ](トップとの差)/ドライバー

1位 ポルシェ 18号車[1'41.893]/R.デュマ、N.ジャニ、M.リーブ
2位 アウディ 7号車[1'42.818](+1'25.310)/M.ファスラー、A.ロッテラー、B.トレルイエ
3位 トヨタ 2号車[1'44.793](+3 Laps)/A.ブルツ、S.サラザン、M.コンウェイ
4位 トヨタ 1号車[1'44.314](+3 Laps)/A.デビッドソン、S.ブエミ、中嶋一貴
5位 ポルシェ 17号車[1'42.836](+9 Laps)/T.ベルンハルト、M.ウェバー、B.ハートレイ
6位 アウディ 8号車[1'42.440](+11 Laps)/L.ディ・グラッシ、L.デュバル、O.ジャービス

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