スバルは19日(木)、開催中の2015年LAオートショーにおいて、「インプレッサ セダン コンセプト」を世界初公開した。
「インプレッサ セダン コンセプト」は、次期インプレッサをイメージしたセダンスタイルのデザインコンセプトカーで、2014年5月に発表した新中期経営ビジョン「際立とう2020」においてスバルが次世代モデルの第一弾として位置づけるエントリーモデルだ。
コンパクトなボディーサイズながら、ダイナミックかつソリッドなスバルらしいデザイン要素を大胆に表現。クラスを超えた質感を融合させることで、インプレッサのみならず、今後のスバルデザイン全体の方向性を提示するものとなっている。
【インプレッサ セダン コンセプトの主な特徴】
フロント、サイド、リアの各デザインをダイナミックかつソリッドな面構成でつなげ、スバルデザインの特徴の1つである立体的で塊感のあるボディーを構築。コンパクトなセダンスタイルの要所に躍動感あふれるキャラクターラインを配し、Cセグメントという限られたボディーサイズの中で「安心と愉しさ」のデザイン表現が追求されている。エクステリアカラーにはスポーティでエネルギッシュな印象を追求した「ルビーレッドメタリック」が採用され、高い質感を持つグロスブラックと組み合わされる。
フロント部はスバルならではのスポーティな「ワイド&ロー」でまとめられ、ヘキサゴングリルからシャープなホークアイヘッドランプまでを一体感を持って立体的に構築。フロントからサイドを経由してリアまでつながる一つの塊となるデザインの起点としての役割をフロントフェイスが果たしている。
サイド部は、フロントフェンダーからドアパネルリアショルダーまでをつなぐ抑揚に富んだキャラクターラインと、リアに向けて跳ね上がるドアパネル下部のキャラクターラインにより、ソリッドなボディー表面に躍動感が与えられている。力強く張り出すフェンダーフレアーはスバルAWDがもたらす信頼感をイメージさせるものとなっている。
リア部は、ヘッドランプと共通のモチーフによるワイドなリアコンビネーションランプにより、フロント同様の「ワイド&ロー」なイメージが強調されるとともに、絞り込んだキャビンからトランクリッドに至るまでの流麗なシルエットがセダンスタイルにスポーティな印象を付加している。
【主な仕様】
ボディーサイズ(全長×全幅×全高):4,555×1,880×1,453mm
ホイールベース:2,670 mm
タイヤサイズ:235/40 R19
乗車定員:5名