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フェラーリ「ベッテルが初年度最多表彰台記録を更新」/F1ブラジルGP決勝

2015年11月16日(月)8:03 am

インテルラゴス・サーキットで行われた2015年F1第18戦ブラジルGP決勝を終え、フェラーリのセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンが次のようにコメントした。

【結果】F1ブラジルGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント

■セバスチャン・ベッテル「来年はさらに進歩する」
決勝/3位
「いいレースだったよ! これまでにはなかったほど接近できたし、これは大きな前進だよ。メルセデスAMGがずっと先頭を走り続け、彼らには何も失うものがない状態だったことを考えればね。ずっと単独走行が続いたし、あまり面白みのあるレースじゃなかったことは確かだ。でも、すごくいいサーキットだし、すべての周回を楽しむことができたよ。全部のことをうまくやるのは簡単なことじゃないよ。タイヤもいたわらなくてはならないしね。それでも限界ギリギリまで攻めようとしているんだ」

「全体的にはすごく満足だ。メルセデスのエンジンとパワーユニットはすごく強力で、クルマもすごく速い。そしてどちらのドライバーもいい仕事をしていることは分かっている。だから彼らのパッケージを打ち負かすのはすごく難しいんだ。だけど僕たちのパワーユニットに関しては今年エンジニアたちが奇跡のような仕事を成し遂げてくれたし、クルマ全体についても同様だ」

「それに、チームが大きく変わったことも忘れてはならないよ。普通はそれになじむまで時間がかかるものなんだ。僕たちはすぐに正しいリズムに乗ることができたし、表彰台にも何度か上り、2戦目にして優勝も飾った。僕たちはほかのどのチームよりも進歩を遂げたと思っているよ」

「これから、冬の間にさらに大きな前進を果たすチャンスもある。ほかのチームにも同じことが言えるのも事実だけどね。僕たちの目標は、次もほかの誰よりも大きな前進を果たすことだ。僕は、これまでのフェラーリドライバーの中で、初年度に一番多く表彰台に上ったドライバーとなったと聞かされた。今年はこれまで13回表彰台に上ったけれど、来年はこれを優勝に変えたいね」

■キミ・ライコネン「楽々と4位をキープできた」
決勝/4位
「今日の僕のレースには、あまりいろんなことは起こらなかったよ。スタートはまずまずという部類だった。少しホイールスピンはしたけれど、なんとかポジションを守ることができたし、コーナーに向けてセブ(セバスチャン・ベッテル)について行くこともできた」

「今日は楽々と4位を守ることができるだけのスピードがあったよ。でももっとクルマの感触がいいだろうと期待していたんだけどね。ソフトタイヤには少してこずらされたし、ミディアムでも同じだった。まだ新しいうちの数周は問題ないんだけど、それを過ぎるとハンドリングに満足できなくなっていたよ。でも、もし僕が3回ストップ作戦をとったとしても、結果は変わらなかったんじゃないかな。だから事前に計画していた2回ストップのままでいったんだ」

「僕の最終スティントは最高の走りができたと思うけれど、あの時点ではできることはもうそれほどなかったよ。すでに前を行く連中との差はかなり開いてしまっていたからね。最善を尽くそうと取り組んでいたし、4位はいい結果だよ」

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