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ピレリ、アブダビでタイヤテスト開催

FIA（国際自動車連盟）世界モータースポーツ評議会との合意の下、ピレリは、今季F1最終戦アブダビGP（11/27-29）決勝の翌々日（12/1）ヤス・マリーナ・サーキットでタイヤテストを行う。

主な目的は2016年用スリックタイヤ、とりわけ新採用となるウルトラソフトの開発だ。

走行は午前9時に開始、日没後の午後9時まで続けられる。

今年F1に参戦する全チームが走行を予定。マシンは各チーム1台だ。来季用パーツの投入、マシンの交換はできない決まりだ。

テストプログラムはピレリが各チームに振り分ける。タイヤの種類を示すマーキングは伏せられるほか、ブランドロゴも表示しない。

来季開幕まで4ヶ月あまりと限られた時間のなか、テスト内容は多岐に及ぶだろう。各チームから上がったデータはピレリに集約され、集中的に分析される。結果がチーム側に渡るまでは、あるていどの時間がかかる見込みだ。

また、ピレリと各チームの申し合わせによりテストは部外秘で行われ、マスコミは出入り禁止となる。その代わり、テスト終了後にピレリからプレスリリースが発表される予定だ。