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【動画】ブラジルGP、レコードタイムは2004年ウィリアムズ・BMW(V10)のモントーヤ

2015年11月14日(土)8:16 am

2015年F1第18戦ブラジルGPが開幕したが、ここインテルラゴスの最速タイムは2004年のままとなっている。

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ブラジルGPの舞台となっているインテルラゴスは1973年が初開催。いくつもの歴史が作られた伝統あるサーキットのひとつだ。

そのサーキットで未だにラップレコード保持者となっているのは、コロンビア出身の元F1ドライバー、ファン・パブロ・モントーヤ(40歳)だ。

モントーヤが保持するラップレコードは、2004年に叩きだした1:11.473というタイム。

当時は18戦15勝でフェラーリ6連覇、ミハエル・シューマッハが5連覇を達成したフェラーリ黄金期。ウィリアムズ・BMWは失敗作セイウチノーズで苦戦し、シーズン途中にフロントウィング形状をシンプルな形に変更したが時すでに遅し。

そんなふるわなかった2004年シーズン最終戦ブラジルGP、南米出身のモントーヤが吠えるような甲高いエンジン音を轟かせながら決勝レース49周目に出したのが、このラップレコードだ。もちろん可変リアウィングのDRSなど無い、甲高い3リッターV10エンジン時代。

今シーズンのような1シーズン4パワーユニットまでの使用制限という厳しいルールの現代からすると、2004年当時に導入された1レース1エンジン使用規定が非常に緩く感じるだろう。
■今季はインディ500で優勝

今はインディカーで活躍しているモントーヤは、昨年に引き続き今季も名門ペンスキー(シボレー)から参戦。スコット・ディクソンと同ポイントの年間2位となり惜しくもタイトルを逃しているが、伝統の『インディ500』ではF1参戦前の2000年に初優勝して以来、15年ぶり2度目の優勝を果たしており、スピードとテクニックは今でも一流だと証明した。

■F1では数々の問題を引き起こした・・・

コース上では一流のモントーヤだが、数々の暴言・失言により多くのドライバーや関係者とよく問題を起こし揉めていた。2001年にウィリアムズからF1デビューし、2005年からマクラーレンへ移籍するも、2006年シーズン途中でマクラーレンを辞めている。

F1では96戦に参戦し通算7勝、ポールポジションとファステストラップを各々12回獲得するという速さを見せたが、年間ポイントランキングでは最高3位という記録。しかし、その速さとキャラクターは、まさに記憶に残るドライバーだ。

■【オンボード映像】2004年ブラジルGP優勝者ファン・パブロ・モントーヤ(ウィリアムズ・BMW)が49周目に出したラップレコード1:11.473のオンボード映像(映像:F1.com)

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