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フェラーリ「2016年にはタイトル争いにからめる」

2015年11月11日(水)16:53 pm

フェラーリのセルジオ・マルキオンネ会長とセバスチャン・ベッテルが、2016年に向けて明るい展望を持っていると主張している。

名門F1チームであるフェラーリだが、2007年のキミ・ライコネンによるドライバーズタイトル獲得、2008年のコンストラクターズタイトル獲得以来、無冠状態が続いている。

しかし、昨年はコンストラクターズランキング4位だったフェラーリも、今季はメルセデスAMGに次ぐ2位の座を手中に収めている。そしてドライバーズタイトルもベッテルが少なくとも3位以上でシーズンを終えることが確定している状態だ。

マルキオンネは2016年にはフェラーリが本当にタイトル争いにからんでいくことができるはずだと次のように語った。

「新車(2016年型車)に関してはほぼ1年前から開発が行われてきているし、その達成度合いには非常に満足しているよ」

「昨年は管理体制の問題があった。だが、我々は状況を好転させることができた。現時点では、残りの2レースとなるブラジル(15日決勝)とアブダビ(29日決勝)でいいレースを行い、2016年に向けた準備を始めることが重要なんだ」

前戦メキシコGP(第17戦)ではドライバーのミスもあって2台ともリタイアという最悪の結果となったフェラーリ。だが、ベッテルは、今年のフェラーリは1年を通じて進歩を続けることができていたと次のように語った。

「メキシコでは、成績に関しては今季最悪のレースとなってしまった。だけど、僕たちのペースは勇気づけられるものだったよ。8か月か9か月前には、僕たちは最速チームよりも1.3秒か1.4秒も遅かったことを思い出して欲しいんだ。それが今では0.5秒か、それ以下にまで縮まっているんだからね」

「僕たちがシーズンを通じて行ってきた開発は相当数にのぼるものだった」

そう語ったベッテルは、次のように付け加えた。

「それでもまだ十分じゃない。だけど、僕たちは間違いなく正しい方向に向かって取り組み続けているよ」

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