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「伝統のサーキットにチャレンジ」レッドブル/F1ブラジルGPプレビュー

2015年11月11日(水)5:30 am

レッドブルのダニール・クビアトとダニエル・リカルドが、インテルラゴス・サーキットで行われるF1第18戦ブラジルGP(15日決勝)に向けて意気込みを語った。

■ダニール・クビアト「観客の熱狂がすごい」
「F1でも有数の伝統的なサーキットだし、雰囲気もいつも素晴らしいんだ。いくつか改修も行われたようだし、パドックがどういうふうに変わったのかを見るのが楽しみだよ。サーキットの中では一番狭かったし、チームにとっては作業が大変だった。だからどういうふうに変わったのかが楽しみなんだ」

「だけど、どういう改修が行われたにせよ、雰囲気が変わることはないと思うよ。いつもすごいんだ。ファンがサーキットにすごく近いからね。彼らは本当にF1に対する情熱がすごいし、かなりの大騒ぎにはなるけれど、あそこのグリッドにつくといつもいい気分だよ」

「いいサーキットだし、さっきも言ったように伝統的なサーキットだ。高低差がうまく変化するし、かなり速い。1周は短いけれど追い抜きができる個所もいくつかあるんだ。運転するのは楽しいよ。いくつか高速コーナーがあって、いい流れで走ることができる。それはドライバーにとっては楽しめる部分だね」

「僕にはいくつかいい思い出もあるよ。2013年にトロロッソで2回目の金曜フリー走行を担当したんだ。あのときはウエットだったけれど本当に楽しめたし、8番手か9番手になっていたと思う(実際には8番手)。昨年の(トロロッソでの)レースはあまりよくなかった。僕はグリッド降格ペナルティーを受けて17番手からのスタートだったからね。だけどなんとか11位でフィニッシュしたよ」

■ダニエル・リカルド「あまり自分に向いていないサーキット」
「これまではあまりうまく走ることができていないんだ。これまでに学んだことは、あまり前もって考えすぎないほうがいいってことだね。コーナーにひとつずつ立ち向かい、それぞれに集中しなくてはならない。うまくつなぎ合わせることはそれほど何度もできるわけじゃないよ。ほぼクルマが止まるような低速コーナーは多くないからね」

「ブラジルは、華やかな街の中で素晴らしい雰囲気に包まれるグランプリだよ。だけどサーキットそのものは僕には向いていないかもね。本当に満足できるようなコーナーはひとつもないんだ。つまらないと言っていると思われると困るんだけどね。そうではないから。だけど、ロシアみたいに乗り乗りで走り抜けるようなコーナーはないんだ。もう少し、本当の高速コーナーがあるといいね」

「理論的には2つほどよさそうなところもあるんだけれど、キャンバー(逆バンク状態)によって、本当に研ぎ澄ましたような走りができるほどのグリップは得られないんだ。セッションの前には観客が本当に気分を盛り上げてくれるから、本当にチャレンジしたい気分になるんだけど、実際にはかなりの忍耐力が必要になるよ」

「ホームストレートはとても狭いから、外側のグリッドにつくと観客席からは2mほどしか離れていないんだ。だから観客から好かれているといいけれど、そうでなければヘルメットを被るときには彼らの格好の攻撃対象になるよ。それも楽しいんだけどね。エアホーンやトランペットやドラムが鳴り響いて大騒ぎになるんだ。メキシコ同様、グランプリには望ましい観客だよ。ブラジル人はすごいよ」

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