ホンダF1プロジェクト総責任者の新井康久が、インテルラゴス・サーキットで行われるF1第18戦ブラジルGP(15日決勝)に向けて意気込みを語った。
■新井康久「ブラジルでも標高の影響を予想」
「メキシコGPに続き、ブラジルもF1ファンにとっては独特な雰囲気のあるレースとなります」
「インテルラゴスは高速で流れるようなコーナーと腕の試される低速区間や起伏の多いターンなどが組み合わされています。タイトなレイアウトにより、接近戦や追い抜きが見られる面白いレースになるだろうと期待しています」
「クルマとパワーユニットのどちらにとっても忙しいレースになります。方向やスピードがすべてのターンで変化するため、スロットルのレスポンスとクルマのバランスが重要になるためです」
「サーキットの標高に関しては、メキシコシティほど高くはないものの、クルマのパフォーマンスには少し影響を及ぼすだろうと考えています。ですからドライバビリティーやパワーユニットの(回生エネルギーの)展開に関しても、それを想定した上で微調整を行っていくつもりです」