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「何という素晴らしい週末」メルセデスAMG/F1メキシコGP決勝

2015年11月02日(月)10:59 am

2015年F1第17戦メキシコGP決勝を終え、メルセデスAMGのニコ・ロズベルグとルイス・ハミルトンは、次のようにコメントした。

【結果】F1メキシコGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント

■ニコ・ロズベルグ「数万の人々に自分の名を唄ってもらえるなんて・・・」
決勝/優勝
「人生最高の表彰台だったね!最高のサーキットで優勝した後、数万の人々に自分の名前を唄ってもらえるなんて・・・、信じられないよ!まるで自分がステージにいるロックスターのような気分で、どの一瞬も楽しかった。僕の勝利を特別なものにしてくれたメキシコのファンの皆さんにお礼を申し上げます。同時に、素晴らしいイベントにするべく努力を重ねてきたバーニー(エクレストン)とレース主催者の方々にも、ありがとうと言いたい」
「僕にとっては文句無しの週末だった。予選もよかったし、最上位のグリッドからスタートしたレースも最後まで制御できた。ルイス(ハミルトン)に接近されても、そのたびにしっかりと応酬できたしね。でも状況は難しかった。マシン後方がちっともグリップしなくてね。特に(セバスチャン・ベッテルの事故で出動した)セーフティカー後、タイヤが冷えた状態では苦しかった。でも最後には慣れたよ。今週末あれだけのパフォーマンスを発揮できたのは、僕を担当する技術陣との素晴らしいチームワークのたまものだ。このサーキット特有のコンディションにぴったりのセットアップが見つかったんだ。ほんとうに彼らのおかげさ」
「これで次のブラジルGPが楽しみになった。優勝を遂げて次のレースに臨むのは、いつ経験してもいいものだね。この勢いをインテルラゴスにつなげられたらと思う」

■ルイス・ハミルトン「ニコはノーミスだった」
決勝/2位
「今日はなかなかいいレースだった。すごく楽しめたよ。実にいい気分だった。自分のすべてを出し切って、すごくハードにプッシュしたよ。ニコ(ロズベルグ)よりペースは速かったと思うが、残念ながらこのサーキットで前のマシンを追って走るのは無理だ。近づけば近づくほど、極が同じ磁石の棒が互いに反発しあうみたいな感じに陥る。あれでは手の施しようがない」
「第1コーナーでニコを陥れるには、絶対に好スタートが必要なのは分かっていた。ところがほとんどスリップストリームが効かなくて、その後も彼はノーミスだった。ピットストップに至っては、これっぽっちもストレスを感じなかった。2回目の時なんて、入る必要性さえ感じなくてピットインの判断に反対したくらいだ。ただそれだけさ。チームが決めたことは従うけれど、あのケースに限っては疑問を感じた。結果論を言ってもしかたないが、その後セーフティカーも出たからね。彼らには全幅の信頼を置いているし、チームで1-2を取れたから良しとしようじゃないか」
「これだけは言っておきたい。ここメキシコで僕は最高の一週間を過ごし、最高の観客に恵まれた。あれだけ大勢の人々が発するエネルギーはすさまじいね。モータースポーツへの情熱がものすごい。僕らが訪れるその他すべての国々にとって、メキシコはいい見本だ。次はブラジルか。あそこではいちども勝ったことがないんだよ。再来週は、それを目標にがんばる」

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