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【マクラーレン・ホンダ】「希望の光も見えてきている」/F1メキシコGP決勝

2015年11月02日(月)10:47 am

マクラーレンのレーシングディレクターを務めるエリック・ブーリエが、エルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われたF1第17戦メキシコGP決勝を終え、次のようにコメントした。

【結果】F1メキシコGP決勝の順位、タイム差、周回数、獲得ポイント

■エリック・ブーリエ「これからも改善を続けていく」
「残念ながら、今日のレースが始まる前に、フェルナンド(アロンソ)がレースを終えることはできないということが分かっていた」

「問題は、彼のクルマに備えられたMGU-H(熱エネルギー回生システム)の内側にある回転センサーが昨日の夜に不安定になってしまったことだった。だから、今日の午後は彼があまり多くの周回を行うことはできなさそうだった。だが彼は強くレースをしたいと望んでいたよ。彼は純然たるレーサーだし、観客の前でいいショーを見せたいと願っていたからね。もちろん、我々もその願いをかなえたいと心底思っていたが、残念ながら彼のレースはわずか1周で終わってしまった」

「だが、ジェンソン(バトン)のほうはレースを完走することができたし、それは前向きなことだった。だが、14位という結果はそれほど喜べるものではなかった。今週末を通じてずっと、このサーキットは我々のクルマのパフォーマンスを閉じ込めてしまうだろうと言ってきていたが、我々はその問題を乗り越えることはできなかった」

「とは言え、この曇り空には希望の光も見えてきている。ジェンソンは彼を周回遅れにした速いクルマについていくこともできたと報告してきた。そして我々のデータもそれを示していた。つまり我々は前進を果たしているということだし、我々は改善していくという固い信念を抱き続けている。ホンダもそれは100%同じだ」

「最後に、主催者たちに賛辞を述べたいと思う。彼らはメキシコシティで素晴らしいイベントを開催した。サーキットは伝統を生かしてうまく再建築されているし、安全性と見どころの多さがうまく両立されている。そして、その名に恥じないグランプリが開催されたのだ。エルマノス・ロドリゲス・サーキットがF1カレンダーに組み入れられたことは本当に素晴らしいことだ。そして今日は多くの情熱的なファンによって観客席が埋め尽くされていた。今日の我々にはワクワクドキドキするようなことを彼らに見せることができなかったことを申し訳なく思っている。だが、来年は我々もそういうことができるようになるだろう。うそではないよ」

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