アストンマーチンが56年ぶりにF1復帰へ フォース・インディアと交渉中

2015年11月01日(日)8:34 am

イギリスの自動車メーカー、アストンマーチンが、2016年からフォース・インディアと提携することで契約がまとまりそうだと伝えられている。

フォース・インディアのチーム名はアストンマーチンとなり、来季のカラーリングはブルーとゴールドになると複数のメディアが報じている。

F1コンストラクターとしてのアストンマーチンは、1959年と60年にデビット・ブラウン・コーポレーションの名で5戦に参戦しており、復活すれば56年ぶりのF1復帰となる。

メルセデスベンツの親会社であるダイムラーは、アストンマーチンの株式を5%保有しており、フォース・インディアが使用するメルセデスエンジンがアストンマーチンブランドとなる可能性もある。

フォース・インディアのチーム代表ビジェイ・マリヤは、「交渉を行っている」と認め、次のように話している。

「最終決定はしておらず、われわれには多くの選択肢がある。何か話すべきことができたら、決定したかどうかをお伝えできるだろう」

■ジョニー・ウォーカーもマクラーレンから奪うか

報道では、マクラーレンのスポンサーだったジョニー・ウォーカーもフォース・インディアと交渉中だという。

フォース・インディアのセルジオ・ペレスは、2013年に1年だけ在籍したマクラーレンとの関係について、スペインの『El Pais(パイス)』紙に次のように語っている。

「マクラーレンが困っているのはうれしいかと大勢の人から聞かれる。でも、本当にそんなことはないんだ」

「あのチームには素晴らしい友人が大勢いる。すごく力のある人たちだから、もっといい状況がふさわしい。でも、過去の決定のツケを今支払わなければいけないということもあるのだと思う」

「僕が唯一後悔していることは、マクラーレンと契約したことだ。それ以外は何もない」

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