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「ベッテル2列目確保もライコネンに試練」フェラーリ/F1メキシコGP2日目

2015年11月01日(日)6:52 am

フェラーリのセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンが、エルマノス・ロドリゲス・サーキットで行われた2015年F1第17戦メキシコGP2日目を終えて次のようにコメントした。

【結果】F1メキシコGP予選の順位、Q1-Q2-Q3のタイム

■セバスチャン・ベッテル「ターゲットはロズベルグ」
フリー3/4番手
予選/3番手
「正直に言うけれど、今朝起きたとき、そしてフリー走行3回目を終えた後でも、予選では実際の結果よりももっとメルセデスAMGと接戦になると思っていたんだ。残念ながら、彼らはすごく強いんだってことを証明して見せたね。彼らは2周連続でアタックしていたからすべてのエネルギーを1周につぎ込むということはしていなかった。だから、彼らは明日のレースでもすごく速いだろうと思うし、それを警戒する必要がある」

「でも、僕たちも全力を尽くしていくよ。僕たちは戦うためにここにいるんだし、失うものは何もないからね。まずはニコ(ロズベルグ/メルセデスAMG)をターゲットにしていくよ。選手権で2位の位置をキープしたいし、それを達成するためにできることは何でもやっていくつもりだ。明日のレースでのペースが昨日と同じようにいいことを期待しているよ」

「もちろん、ライバルたちが何をやっているかということを知るのは難しいものだけど、僕たちが硬めのタイヤをはいていたことを考えれば、金曜日に行ったロングランでは僕たちもかなり速かったよ。明日も速さを示すことができるよう期待しているし、タイヤを長持ちさせたいと思っている。それがレースでのカギになると思うんだ。理論上は、タイヤは長持ちすると考えられている。だけど、路面のグリップが低くてみんな滑りまくっているし、タイヤを痛めてしまったドライバーがたくさんいたことも見てきているよ」

■キミ・ライコネン「エンジンとギアボックス交換を余儀なくされた」
フリー3/17番手
予選/15番手
「午前中のフリー走行3回目ではクルマに問題を抱えてしまい、エンジンとギアボックスの交換を余儀なくされてしまった。すべてを元通りにするのはすごく厳しい仕事だったけれど、短い時間の中でみんなが素晴らしい仕事をしてクルマをQ1に間に合わせてくれたよ」

「だけど、十分な時間があったわけではないし、すべてが100%元通りになったわけではなかったんだ。ブレーキにまだ小さな問題を抱えてしまっていた。実際、機能はしていたんだけど、ある周にロックアップしてしまったんだ。とにかく、明日は(グリッド降格)ペナルティーを受けることになるし、僕たちにとって最善の選択肢はQ2に進めたということだった。その後は何もすることはできなかったよ」

「僕たちは3周のアタックを行ったから、後でクルマに問題がないかどうか確認できるし、いい走りができるように取り組むことができるよ」

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