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空気の薄いメキシコGPに備えるF1

2015年10月25日(日)7:49 am

F1メキシコGP(11月1日決勝)を前に、各チームは特殊な環境に対する備えを進めている。

23年ぶりにメキシコGPが行われるエルマノス・ロドリゲス・サーキットは、標高2000メートルを超える高地のメキシコシティに位置し、環境に慣れない者は軽い高山病を起こしかねないとも言われている。

平地より低い気圧は、F1エンジニアにとっては悩みの種だ。ウイングが生み出すダウンフォースが減り、冷却システムも通常通りの効率を発揮しない可能性がある。

アメリカGP(25日決勝)では、メルセデスAMGのガレージで通常と異なる空力パッケージが目撃されている。マシン後部にある冷却用の開口部も通常より広かった。これは、メキシコGP用の仕様をテストするためではないかと見られている。

しかし、アメリカGPは大型のハリケーンによる影響で悪天候が続いており、メキシコに向けたテストは進められなかった可能性のほうが高い。

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