サーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われた2015年F1第16戦アメリカGP1日目を終え、フェラーリのセバスチャン・ベッテルとキミ・ライコネンが次のようにコメントした。
■セバスチャン・ベッテル「カナダや日本での経験を思い出した」
フリー1/6番手
フリー2/キャンセル
「僕は以前にもこういう経験をしたことがあるよ。カナダで雨のためにレースが長時間にわたって中断されたことがあった。そして日本では土曜の予選がキャンセルされて、日曜日にやったこともあったよ。残念だね。特に、今週末サーキットまで見に来てくれていた人たちにとってはね」
「だけど、僕たちにはどうしようもないことだ。いつもと同じように、落ち着いて明日に備えるようにしないとね。今日はあまり多くのことを学ぶことができなかったのは確かだ。今日のコンディションでは仕方ないよ。それは全員にとって同じ状況だからね」
■キミ・ライコネン「スピードはあるはず」
フリー1/8番手
フリー2/キャンセル
「今日のフリー走行からはあまり学ぶことはできなかった。午前中は3回計測ラップを行っただけだった。2回目のセッションに向けてインターミディエイトタイヤを温存しておきたかったからね。雨用タイヤはたくさんあるわけじゃないし、もっと雨が降ることも想定できたから後にとっておこうとしたんだ」
「難しい状況となったけれど、それは誰にとっても同じだ。現時点では、ただ考えているだけだよ。明日はどうなるかってことと、もし走行できなかったらどうなるのかなってね。こういう天候コンディションだとかなりギャンブルとなったり、チャンスが来たりする奇妙なレースになる可能性がある。自分たちに味方してくれることもあれば、逆の結果になることもあるしね」
「誰にとっても残念だったよ。こういうコンディションにより、見に来てくれた人たちは何も見ることができなかったし、僕たちは走行できなかったからね。少なくとも、日曜日にはいいコンディションになって欲しいと思うし、予選やレースができるといいね。正しい判断を下せるようにしたいと思う。スタート位置をばん回できるだけのスピードはあるはずだよ」