レッドブルのモータースポーツアドバイザーを務めるヘルムート・マルコが、今週末にF1アメリカGPが開催されるテキサス州オースティンで、エンジン問題に何らかの解決策が見つかることを期待していると語った。
世界的エナジー飲料メーカーであるレッドブル社が所有するレッドブル・レーシングとトロロッソの2チームは、これまでエンジンパートナーを務めてきたルノーとの決別が確定的状況となっており、来季からは新たなエンジンサプライヤーからエンジンの供給を受けなくてはならない状況となっている。
だが、ここまでのところ、メルセデスはレッドブルへのエンジン供給の可能性を否定。フェラーリも、ライバルであるレッドブルに最新型のエンジンを供給することはできないとの姿勢を崩していない。
マルコは、ドイツの『Auto Bild Motorsport(アウト・ビルド・モートアシュポルト)』に次のように語った。
「現時点ではまだ何も決まっていない」
「だが、オースティンでのレースまでには方向性が決まることを期待しているよ」