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私生活は秘密のベッテル「僕はスポーツマン。ハミルトンとは違う」

2015年10月13日(火)20:37 pm

フェラーリのセバスチャン・ベッテルが、自分の私生活がメディアに取り上げられることをかたくなに拒む姿勢を取り続けていることに対して説明を行った。

ベッテルのそうした姿勢は、2014年のF1王者であり、今季もそのタイトル獲得に王手をかけているルイス・ハミルトン(メルセデスAMG)とは正反対とも言えるものだ。

ハミルトンは常々、セレブが一堂に会する表舞台に顔を出し、プライベートな写真もソーシャルメディアを通じて公開するというスタンスを取り続けている。

ベッテルは、スペインの『El Pais(パイス)』に次のように語った。

「僕のライフスタイルはハミルトンとは全然違うんだ」

「だけど、誰でも自分の好きなように自分の人生を送ることができる。現時点では、僕は自分がやるべきことですごく忙しいんだ。フェラーリはまだ望むような位置に来られていないからね」

とは言え、28歳のベッテルにプライベートタイムがないわけではない。

実際のところ、これまでまったくそのニュースが伝えられることはなかったものの、2010年から2013年までレッドブルで4年連続F1チャンピオンに輝いたベッテルに最近2人目の娘が誕生している。

多くの人がそのニュースを初めて耳にすることができたのは、テレビカメラがベッテルとフェラーリ会長であるセルジオ・マルキオンネをとらえ、その中で2人が語った次のような言葉がマイクを通じて聞こえてきたときだった。

「マチルダか」そう語ったマルキオンネは、次のように続けた。「初めてお子さん?」

それに対するベッテルの答えは「2人目です」というものだった。

『El Pais(パイス)』に、なぜそこまでプライベートなことを表に出さないようにしているのかと質問を受けたベッテルは、次のように語った。

「敬意を払ってくれる人たちもいれば、そうでない人たちもいるからね」

「僕はスポーツマンだし、それ以上の者ではないんだ。もちろん、自分がグリッドに立てば、満員の観客席からみんなが僕の名前を書いた旗やフェラーリの旗を振って声援を送ってくれる。でも、それと自分のプライベートライフは別物なんだ」

「それ(プライベートライフ)を自分の仕事に関連づける必要はないからね。ともあれ、僕はそういうふうにとらえているんだ」とベッテルは結んだ。

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