F1ロシアGP(11日決勝)で大クラッシュしたカルロス・サインツ(トロロッソ)は、ひとまず無事が確認されている。
ロシアGP3回目のフリー走行は、サインツのクラッシュで中断し、そのまま終了。サインツのマシンがランオフエリア向こう側にあるポリエチレン製のバリアに深く突き刺さっている映像が流れ、安否が心配されていた。
しかし、全身を固定されて担架で運ばれるサインツが、親指を立てて合図を送る様子が映し出された。その後サインツは、検査のためにヘリコプターで病院に搬送されている。
サインツのマネージャーは、「カルロスは意識があり、問題なく呼吸できているし、冷静だ」と話した。
トロロッソのチーム代表フランツ・トストは、『BBC』に対して次のように話している。
「カルロス・サインツは病院へ搬送された。医師が彼の様子を見ている。すぐには戻ってこられないのではなかという心配はしていない」
「クルマの準備をしておくつもりだ。もちろん予選のためではなく、決勝に向けてだ」
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