フェルナンド・アロンソ(マクラーレン)は無線を非公開にしたほうがよいと話しているが、キミ・ライコネン(フェラーリ)は反対だ。
アロンソはF1第14戦日本GPで、ホンダエンジンはF1の下位カテゴリーである「GP2エンジンだ」と無線で怒りを表し、物議を醸した。
ロシアGP(11日決勝)が行われるソチで、アロンソは「無線で言うことは非公開にしておくべき」と話したが、ライコネンは次のように反論している。
「無線が公開されるのは、僕たち全員分かっていることだ。だから、何を言うか、言わないかは僕たち次第。何か公開したくないことがあるなら、簡単にそうできる」
「一部の無線が放送されるのは秘密でも何でもない。それに、そのほうがファンにとって面白いと思う」
ライコネンには、2012年のアブダビGPでエンジニアに対し「放っておいてくれ。自分のやっていることはちゃんと分かっている」と答えた有名なエピソードがある。その後ライコネンは、その無線をプリントしたTシャツを作り、当時所属していたロータスの全スタッフに贈った。
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