NEXT...F1開催スケジュール

F1ボス、トップチームはみんなフェルスタッペンを狙っている

2015年10月05日(月)19:54 pm

F1最高責任者であり、今月末には85歳となるバーニー・エクレストンにとって、今季17歳の若さでF1デビューを飾り、先月末に18歳となったばかりのマックス・フェルスタッペンは大のお気に入りのようだ。

エクレストンは、フェルスタッペンの母国オランダの『De Telegraaf(テレグラーフ)』紙に次のように語った。

「マックスは、F1にとって非常にいい存在だ」

「彼は速いが、それだけではなく個性的なんだ。サーキット内でも、外に出たときもね」

だが、レッドブルと育成ドライバー契約を結び、今季ジュニアチームのトロロッソに所属しているフェルスタッペンにとって、現時点での最大の不安は、レッドブルと現在のエンジンパートナーであるルノーとの決別が決定的となる一方で、来季のエンジンサプライヤーがまだ決まっていないことだ。

このまま競争力のあるエンジンが入手できなければ、レッドブルとトロロッソはF1から撤退してしまうかもしれないという状況を迎えている。そうなれば、今年大きな話題を呼んだフェルスタッペンも、来季はシートを失うかもしれないのだ。

「F1の利益という意味では、もしマックスのような才能あるドライバーが来シーズンは参戦しないということになれば、非常に大きな損失となるだろう」

そう語ったエクレストンは、仮にそうなってもフェルスタッペンならシートを確保できる可能性はあると次のように続けた。

「現時点では、ほとんどのトップチームが彼に目を付けているし、ドライバー候補リストの一番上にその名前が書き込まれているよ。どこかの時点で彼を獲得できるチャンスが生まれることに備えてね」

「私は、マックスに将来大きなことを期待しているんだ」とエクレストンは付け加えた。

前後の記事
最新ニュースをもっと見る  >
TopNewsの最新ニュースが読めるよ!
facebookフォロー Twitterフォロー RSSでチェック