来季のエンジンが決まっていない状況について、トロロッソの2人のルーキーが語った。
レッドブルとトロロッソは、依然として2016年のエンジンメーカーが決まっていない状況だ。競争力のあるエンジンが手に入らない限り、F1から撤退すると警告している。
■フェルスタッペン「来年もグリッドにつく」
この問題について、18歳になったばかりのフェルスタッペンは、オランダの『De Telegraaf(テレグラーフ)』紙に次のように話している。
「心配する必要はないと思う」
「どうなるのか、何が話し合われているのかは知らないけれど、僕は、レッドブルもトロロッソも来年のグリッドにつくと思っている」
■サインツ「いいエンジンなら、本物のサプライズだって起こせる」
チームメートのカルロス・サインツも、心配はしていないとスペインの『Marca(マルカ)』紙に話したが、開発への影響を懸念している。
「僕は落ち着いているよ。チームは僕に満足しているし」とサインツ。
「いずれにしても、(エンジンメーカーが)早く分かったほうがいい。チームがクルマの後部をデザインできるようにね」
「1日過ぎるごとに、開発期間も1日減るんだから」
ホンダエンジンの供給を受けるといううわさもあったが、可能性が高いのはフェラーリエンジンだろうとサインツも認めている。
「そうなると思う。それに、来年はクルマも良くなるんじゃないかと思っている。今年と同じ調子を維持できて、少しいいエンジンが手に入ったら、本物のサプライズだって起こせるかもしれないよ」