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バトン「将来に迷いがあった」マクラーレン・ホンダ残留を発表

2015年10月01日(木)18:21 pm

マクラーレンは、ジェンソン・バトンが2016年もチームに残留することを発表した。

■F1ドライバー契約・移籍情報2016

■バトン、やはり心は揺れていた

バトンには、F1引退を考えているといううわさもあった。チームの声明の中で、「2つの気持ちがあった」ことをバトンは認めている。

「この数か月ほどの間、僕はいろいろなことを考えてきた。ある時には、将来について2つの気持ちがあったことも秘密ではない」

「でも、マクラーレンのドライバーとして6年目(2010~2015年)になるから、この間にロン(デニス)のことを深く知るようになった。彼と僕は、この数週間、すごくいい話し合いを重ね、その中で、ロンが固い決意を持っていること、ユニークな形で、現在の困難な状況を乗り越え、将来の素晴らしい成功へとチームを導く立場にあることがはっきりした」

「これが大きな自信を与えてくれたし、このパートナーシップを続けていこうと彼と僕が共に決意したのも、そのためだ。そう決意した途端に、これが正しい決断だと僕にはすぐに分かった」

「OK、確かに、今年は楽な年ではない。でも、僕たちは進歩するために何が必要かを理解している。ホンダと協力して、2016年が2015年よりはるかに良いシーズンになるよう、今後何週間、何か月も、必死に努力していくよ」

「待ちきれない!」

■「オプションは無用のものとなった」とロン・デニス

マクラーレン最高権威のロン・デニスは、バトンとは2年契約を結んでおり、1年目で打ち切るオプションがあったが、それを行使しなかったと説明している。

「ジェンソンと会話を重ねる中で、彼がこれまで同様、情熱を持って打ち込み、集中していることが明確になると、このオプションは無用のものとなった。そのため、1年前に双方が合意した2年契約の条件のもとで、ジェンソンは来年もマクラーレン・ホンダでレースを続ける」

■ツイッターで喜ぶバトン

バトンはツイッターで、「2016年もマクラーレン・ホンダでレースを続けると発表できてすごくうれしい」とツイートしている。

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