鈴鹿サーキットで行われた2015年F1第14戦日本GP予選を終え、ホンダF1プロジェクト総責任者の新井康久が次のようにコメントした。
■新井康久「母国ファンの応援を励みにレースに臨む」
「我々にとってのホームグランプリにおいて、今日は2人のドライバーもチームもできる限りのことをやりました」
「至る所で日本のファンが温かい応援で我々を後押ししてくれていたのは非常に感動的でした。フリー走行3回目の短い時間の中で、パワーユニットとシャシーのデータセッティングが昨日に比べると格段に改善されました。それでも、まだトップを行く者との差があることも分かっています。今後も開発スピードを速めていかなくてはなりません」
「予選では、Q1の終わりのほうでジェンソン(バトン)の2度目のアタックラップが黄旗に妨害されてしまったことが残念でした。彼はあのセッションでの自己ベストを刻む勢いで走っていましたが、残念ながらタイムを刻むことができませんでした。フェルナンド(アロンソ)は期待通りにQ2でタップタイムを改善しましたが、Q3には手が届きませんでした」
「明日の決勝では、母国のファンからの大きな応援を力にしてさらなるチャレンジを行うつもりです」