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マッサ、古巣フェラーリを語る

2015年09月25日(金)21:44 pm

セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)のF1世界タイトル獲りをアシストする。ベッテルのチームメートで友人でもあるキミ・ライコネンが、以上のように言っている。

いまはウィリアムズで安泰の元フェラーリ・ドライバー、フェリペ・マッサによると跳ね馬では個人よりチームの利益が優先される。

ベッテル、その前のフェルナンド・アロンソ、ミハエル・シューマッハに明らかな「ナンバー1」待遇が与えられたのは、それが理由だ。

「彼らは、それぞれ性格が異なる」とドイツ『Sport Bild(シュポルト・ビルト)』誌に話すマッサ。「でも、ある共通点が存在するんだ。彼らのためならフェラーリは何だってやる」

「フェラーリのDNAに刷り込まれているんだ」とマッサは言う。

マッサがフェラーリと仲違いしたのも、もはやアロンソと同待遇は望めないと彼が感じたからだ。それでも2000年代のマッサは、ライコネンより優位に立っていたものだ。

しかし、シューマッハとの関係は違った。

「マイケル(シューマッハ)は実質的にフェラーリのボスだった」と言ってほほえむマッサ。「でも、事情は今と異なる。当時の僕はまだ修行中だったし、マイケルはとても面倒見がよかった」

「マイケルに比べてチーム内で力は弱かったとはいえ、彼らには手助けしてもらった。なぜならマイケルが僕の味方だったからだ」

ベッテルがチーム内で圧倒的な実力を発揮してメルセデスAMGの選手権リードを削っている今、ライコネンとしてはチームプレーヤーに徹するしかない。

彼はフィンランドのテレビ局『MTV』に次のように話す。「シーズンをいい形で終えたいと僕らは考えている」「しかし、当然ながら僕にタイトルのチャンスはない」

「もし僕(の助け)が必要なら、別に問題ない。前にもやったことがある。これが初めてではない」

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